彼女の一生を2時間に収めるのは到底無理なことです
だから映画の内容が薄いなどととても言えません
彼女の残してくれたことがあまりにも多過ぎるのです
あまりマザーテレサのことを知らなかった人にはざっと彼女の偉業を知ることができる映画ではないかと思います
そしてマザーテレサ役のオリビア・ハッセーの演技はマザーテレサが生きている錯覚を起してしまうぐらい素晴らしい
一つ一つの視線や歩き方、動作すべてが自然で、乗り移ってしまうぐらい全てを注いだのだと想像できます
マザーテレサのぶれない信念をオリビア・ハッセーもぶれない信念で演じた傑作だと思います
もしも信じている神様がいるのなら、神様が本当に求めているのは何か、世界中の人々に観て、考えてもらいたい映画です